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今日の福音(2016年11月20日)

真の「王」と共に

ルカによる福音書23章35~43節











本日は教会の暦では、年間の最後の主日です。いよいよ来主日から主イエス・キリストのご降誕を迎える降臨節が始まります。1年の最後の今日、私たちの営みと生活が神様の恵みによって支えられていることをあらためて心に刻み、神様に生かされていることを感謝します。この1年を感謝をもってしめくくります。
そして本日の主日は、「王であるキリストの主日」と呼ばれています。年間最後の主日に、私たちは、救い主としての王、解放者としての王、み恵みを与えて下さるいつくしみ深い者としての王であるイエス・キリストを、あらためて確信をもって受け入れることが求められています。イエス・キリストは、ベツレヘムの家畜小屋で「王」として生まれ、エルサレムに「王」として迎え入れられ、十字架の上で「王」として息をひきとりました。神様の恵みに生かされ、神様の愛に生かされている私たちは、神様の独り子であるイエス・キリストをほんとうの「王」であると知っています。
イエス・キリストを真の「王」としてお迎えするクリスマスの備えが、新しい年間の来主日から始まります。